味噌を造ってみませんか?
自家製味噌作りのススメ
味噌の作り方は意外と簡単です。かつては多くの一般家庭で作られていました。
今でも味噌は自宅で作れます。要は煮て潰した大豆とこうじ(麹・糀)と塩を混ぜるだけ。あとはどこか涼しいところに数ヶ月間置いておけば自然に発酵/熟成し、手作りの美味しい自家製味噌が出来上がります。
手作り味噌はまず香りが違います。
容器の蓋を開けると、味噌の香りが部屋中に充満するくらいの香り強さがあります。これは味噌の中の微生物が生きているため常に発酵し、常に新しい香り成分が作られることに因るようです。また、微生物には胃や腸に入ってからも活動を続け、人の健康に寄与するものも報じられており、 古来からの手作り味噌が味や栄養だけではなく、体調や健康の維持にも有効な食品であることが伺えます。さらに、味噌は食料を長期間保存するために作り出された保存食でもあり、冷蔵でなくても常温での保管ができ、災害等に備えて蓄える備蓄食としても適した食品と言えるでしょう。
自宅でつくる自家製手作り味噌は自然食材のみを使った発酵食品であり、仕込み後は数ヶ月間放置することからカビの発生が気になりますが、昔から味噌作りにカビは「つきもの」と言われており、今ではいかにカビを少なく抑えるか出来るだけカビを少なく抑える方法がいくつも考案されています。
近年、発酵食品が見直される動きがとても活発です。毎日の食事で見慣れてきた味噌から発酵食品を見直してみませんか?自分でつくった味噌は失敗しても美味しい。「つくる」とはいっても工作とは違って最後には食べられ、自身の栄養にできるところがまたミソです。味噌が何からどうやって造られ、出来るのか。初めての方ならきっと味噌の印象が大きく変わるでしょう。
手作り味噌の材料セット
本来は生の硬い大豆を煮る事から始めるのが味噌作りですが、伊勢惣では、まぜるだけで初心者でもより簡単・手軽に味噌作りが楽しめる、手前味噌材料セットを長年に渡り郵送販売してきました。当初は出来上がり量8kgと10kgのものだけでしたが、近年では4kgのものやタル付のものご用意しております。
タル付きすり大豆・米こうじ4kgセット > ご注文
これならば仕込んだ味噌の保管に必要なタルがついているので、他は混ぜるのに必要な料理用ボールやタライなどの容器を用意するだけでできます。
ご自宅での初めての味噌作りにお役立てください。